◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君) お答えをいたします。 先ほどの、ほかの審議の内容については、耐震数は幾つに設計をしているのかということで、当局のお答えは阪神・
淡路大震災の震度7に耐え得る耐震設計である。また、耐震構造についてはどのような構造にするのかということで、現在ある柱と柱の間に耐震壁を入れるというような質疑、答弁がほかにありました。 以上です。
○議長(
石塚和正君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「質疑、
討論終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 21番、
室井祐議員より質疑、
討論終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 本動議を議題といたします。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、質疑、討論を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑、討論を終結いたします。
---------------------------------------
△採決
○議長(
石塚和正君) これより採決いたします。 議案第1号について採決をいたします。 議案第1号の原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石塚和正君)
起立全員であります。 よって、議案第1号は原案のとおり可決いたしました。 続いて、議案第2号及び議案第3号について一括採決いたします。 議案第2号及び議案第3号の原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石塚和正君)
起立全員であります。 よって、議案第2号及び議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第7号について採決いたします。 議案第7号の原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔
起立全員〕
○議長(
石塚和正君)
起立全員であります。 よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告
○議長(
石塚和正君) 次に、日程第2、議員案第1号についてを議題といたします。 本案については、去る6月12日の本会議において
文教厚生常任委員会に審査を付託いたしましたが、審査を終了し、その結果報告書が議長のもとに提出されております。
文教厚生常任委員長より審査の経過及び結果の報告を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君) ご報告申し上げます。 去る6月12日の本会議において、本委員会に付託されました案件について、審査の経過及び結果のご報告を申し上げます。
付託案件審査に当たりましては、去る6月13日、第1
委員会室において
文教厚生常任委員会を開催し、当局から
担当部課長等の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 議員案第1号 矢板市廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部改正については、
ごみ処理手数料40リットル袋40円を20円に、30リットル袋30円を15円に減額するものであります。
議員案説明書に記載されている
市民アンケート結果については、設問の内容及び
対象者等が十分とは言えないこと、
ごみ処理量の増加については収集人口の増加や
ダイオキシン類発生問題等による
家庭内焼却や野焼きの自粛などの
社会的要因もあり、単に
ごみ処理手数料に結びつけて論じるには疑問であります。 ごみの減量化、資源化を進めるには本条例の改正を行うよりも、生ごみの堆肥化や再生可能な資源のリサイクルの徹底を図り、
ごみ処理券を使用しなくても済む生活を推進させていく方策がより重要であるとの判断から、採決の結果、
全会一致、原案を否と決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(
石塚和正君)
文教厚生常任委員長報告は終わりました。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告に対する質疑
○議長(
石塚和正君) ただいまの
文教厚生常任委員長報告に対し、質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 18番、
高橋吉二郎君。 〔18番
高橋吉二郎君登壇〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 私は議員案第1号について質疑を委員長にいたします。 この審議の中で、
地方自治法第 227条については、どのような審議をされたかをお聞きしたいと思います。 2番目が他市町との比較。県内49市町村の中で、この手法でやっている自治体は9市町村ですが、こういう問題についてどのように審議されたか。 3番目が、大体大きな問題ばかりではないと思うのですが、
隣接市町村といろいろ比較対象して足並みをそろえるということが今日までやられてきたし、今後もやられるわけなのですが、この中で、特に市では大田原、黒磯、あるいはその周辺の
隣接市町村との関係でこのような手法の
ごみ処理の方法についてどのようにされてきたか。その点について審議したかどうか、これをお聞きしたいと思います。 最後の4番は、先ほど言いました
ダイオキシンです。当初、袋をつくるときには透明で、
ダイオキシンは比較的出ないと、そういう話でございました。しかし、あちこちから声が出ますが、40リットル袋に入るものは、まず生活、いわば生ごみですね。そのほかにものすごく
ダイオキシンが出ると言われる、釜が壊れるほどの
ダイオキシン、いわゆるポリエチレン、
ナイロン系、そういう袋がそのままぎっちりと入っていますね。ひとつもかわっていないではないですか。これでは意味がないのではないかという声がありますが、このような点についてどのような審議をされたか、お答えを願います。 以上です。
○議長(
石塚和正君) 18番、
高橋吉二郎君の質疑に対し、答弁を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君)
高橋議員の質疑にお答えをいたします。 議員案第1号 矢板市廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部改正について、
提出者宮沢昭夫氏、
賛成者高橋吉二郎氏という議員案についてでありますが、この議員案については、今までの矢板市が出しておりました議員案とは違い、議員本来の権利とするものであり、これまでの議員案とは全く異なる、そのことでの
議会運営委員会での扱いや
全員協議会での再確認を詳しく行うべきであったとの意見が出され、
議員案提出までの経過、その後の取り扱いについて、
議会事務局長に説明を求め、慎重に審査をいたしました。 平成7年から6年を経過しており、市民生活への定着化はしておる。今さら、
ごみ袋本体を半額にすることは単に値段の減額だけになってしまい、
ごみ減量には直結しない。より徹底して半分にすれば、袋代も半分で済むということになり、むしろ徹底的な方策を検討すべきであるとの意見や
アンケート調査内容についての質疑を多く出され、
アンケート調査に対する内容の不備や本来大切に保管されるべき
アンケート調査票が自宅で紛失をされたとの報告があり、この
アンケート調査内容での議員案を出すのは無理との意見が出され、
質疑終結後、起立採決し、起立ゼロで否決という経過をたどっており、
高橋議員質疑の
地方自治法第 227条の審査について、他9市町村との比較について、
近隣市町村大田原、黒磯との比較について、また指定袋の中に入れられる
ダイオキシンを含まれる袋の対応策についての質疑までは、深く掘り下げてはされませんでした。 以上です。
○議長(
石塚和正君) 18番、
高橋吉二郎君。
◆18番(
高橋吉二郎君) 再質疑をいたしますけれども、この最も根幹をなす
ごみ処理の、当市で行っている
法律的関係、自治法第 227条、この審議が明確でないと。それからもちろん他市町との比較も、
隣接市町村との比較についても明確な答弁がされていないと。そして、袋の
ダイオキシン、最もこの当時は強調されましたね。外で紙を燃やしてはいけないとか、あるいは野焼きと言いますか、野火焼きもいけないというそういう中で、これは大変議論されたと思うのです。 したがって、その袋と
ダイオキシンの関係で、全く一番
ダイオキシンを発生させる、本当に釜が壊れるほどの、問題が起きるほどのビニールがそのままそっくり入ってますよ。これが議論されないというのは、ちょっとこれが審議されないということは納得いかないということなのですが、この点はどうでしょうか。
○議長(
石塚和正君) 18番、
高橋吉二郎君の再質疑に対し、答弁を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔「
休憩希望」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 休憩いたします。 午前11時14分
休憩--------------------------------------- 午前11時15分 再開
○議長(
石塚和正君) 再開いたします。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告に対する
質疑続行
○議長(
石塚和正君) ただいまの
ダイオキシン等に関する以外の再質疑に対し、答弁を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君)
高橋議員の再質疑に対し、お答えをいたしたいと思います。 議員案第1号については、袋代40円を20円、30円を15円という内容でありましたので、
ダイオキシン等についての審議はされませんでした。 以上です。
○議長(
石塚和正君) 17番、
宮沢昭夫君。 〔17番
宮沢昭夫君登壇〕
◆17番(
宮沢昭夫君)
文教厚生常任委員長に質問いたします。 特に、先ほどの答弁の中でもありましたように、審査した経過の中で、最初の関係では4番目ですか、ごみの減量化しないで、ほかの方法をやるべきではないかということ、それからもう一つは、先ほどの答弁の中にもありましたように、値下げしたから、ごみがすぐに減るという問題は、これは私が提出者として説明したときには
アンケートについてはありました。それから、社会的な関係のごみの増加の原因のはいろいろ議論がありました。ただし、最後の肝心の値下げしたからごみが減るという問題は私が退席してからやられたのか、それは
暫時休憩してやられたのか。それからもう一つは、この
委員長報告の中で
全会一致ということなのですが、
普通委員会の場合に、この件についてはこういうふうな理由だから、継続、これは反対だ、賛成だという形で出てくるわけです。今回は、話によると委員長がこういうふうな理由で
全会一致をやりたいのだけれどもどうだろうということの話を、これは定かではないのですが、そのような話を聞いたので、委員長の発議でそういうふうな提案をしたのかどうか。まず
暫時休憩でこういうのをやられたのかどうか、その辺をお尋ねいたします。
○議長(
石塚和正君) 17番、
宮沢昭夫君の質疑に対し、答弁を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君)
宮沢議員の質疑に対し、お答えをしたいと思います。 先ほどの
委員長報告はすべて開会中であります。 以上です。
○議長(
石塚和正君) 17番、
宮沢昭夫君。
◆17番(
宮沢昭夫君) 今、委員長の答弁にありましたように、すべて開会中だということですが、ではこれは議事録にちゃんと載っているわけですね。そういう意味で、話によってはある程度、私が退席してから
暫時休憩なされて議論はなされたということを聞きましたので、その辺も先ほど確認したわけです。今の答弁の中ではそれはないということなので、これは議事録を確認しまして、もしあった場合には問題がありますので、その点をもう一度確認します。 〔「
休憩希望」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 休憩いたします。 午前11時20分
休憩--------------------------------------- 午前11時23分 再開
○議長(
石塚和正君) 再開いたします。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告に対する
質疑続行
○議長(
石塚和正君)
宮沢委員、
要点記録ということでございますので、ご理解がいただければ、そういうことにしたいのです。
◆17番(
宮沢昭夫君) 議会の記録の件ですが、
要点記録で私はいいと思うのです。やはりテープも一応念のため録っているわけですよね。ですから、ただ、私は今回のは、先ほど
暫時休憩はなくて、正式の委員会で全部やってきたということであったので、その辺がやはり
要点記録でもあるのではないかということが。
○議長(
石塚和正君) では、
要点記録ということでご理解いただきたいと思います。 以上で通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑はありませんか。 〔「
質疑終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 14番、亀山正一議員より
質疑終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 本動議を議題といたします。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、質疑を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑を終結いたします。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告に対する討論
○議長(
石塚和正君) 続いて、討論に入ります。 この際、討論の申し出がありますので、発言を許可いたします。 18番、
高橋吉二郎君。 〔18番
高橋吉二郎君登壇〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 議員案第1号について賛成討論をいたします。 〔「
休憩希望」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 休憩いたします。 午前11時26分
休憩--------------------------------------- 午前11時31分 再開
○議長(
石塚和正君) 再開いたします。
---------------------------------------
△(議員案第1号)の
委員長報告に対する討論続行
○議長(
石塚和正君) 18番、
高橋吉二郎君。 〔18番
高橋吉二郎君登壇〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 私は議員案第1号について賛成討論をいたします。 まず、法律の解釈からでございますが、
地方自治法(昭和22年法律第67号)、手数料の第227 条、普通地方公共団体は当該普通地方公共団体の事務で、特定のもののためにするものだけが手数料を徴収することができるとこのようになっています。 第2番目が、ごみの数量の増減の問題ですが、この指定袋を使ってからの当市のごみの収集扱いの数量の動きは導入前の平成6年が 5,288トン、導入時には平成7年 4,778トン、若干減っています。しかし、平成8年が 4,410トン、平成9年が 4,609トン、平成10年が 4,872トン、平成11年が 5,023トン、平成12年が 5,220トンとなっております。したがって、この1年は急増しております。 このごみ収集経過を見ると、導入時には減量化になったが、2、3年後からは逆に増加しているのであります。 それから、これは当局から出された資料でございますが、栃木県内市町村別ごみ排出量が、矢板では1998年が1人当たり1日 753グラム、栃木県内で2番目に出しております。 それから、2000年は…… 〔「逆だよ」と言う者あり〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 2000年が 740グラム、それから2001年が 756グラム、それが順位は1になっているよ。 〔「少ない順」と言う者あり〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 少ないというふうには書いてないですね、これは。 失礼しました。この点では私の誤りでございました。わかりました。 もう一つは、栃木県内における49市町村の中で、矢板のような手法でやっているところは、矢板市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、塩谷町、氏家町、高根沢町、喜連川町の9市町村でございます。他の市町村ではこのようなことはやられておりません。 したがいまして、肝心の
ごみ処理手数料を指定袋容量40リットル1枚40円にした根拠については、納得できる具体的な説明がありません。 実際に、例えば40リットル袋ですが、どこまでが手数料になって、5円のスーパーの手数料がありますよ。では、どの会社から幾らでどのように仕入れてあるのだと、これが明確でないようです、今でも。 むしろ、他の塩谷広域のある町では、入札で原価が下がっているはずなのだと。もっと安く売れるはずなのだということが私は言われておりました。その分だけでも安くする必要があるのではないかと私はそのように思います。 6年を経過しても、このような手法の自治体はふえていないのであります。 したがいまして、このような不況の中で住民の負担を軽減するためには、将来は完全無料化することが原則であります。ある程度の受益者負担をすることが公平の原則といいますが、また、ごみの排出抑制になることも考慮して、家庭から出る可燃ごみ収集のごみ手数料として指定袋を使用されるものであるが、40リットル入れが40円を20円に、30リットル入れが30円を15円に減額すべきであります。 このように、ごみの減量に役に立っていない議員案第1号は矢板市廃棄物及び適正処理などに関する条例の一部の改正に賛成であります。 以上であります。
○議長(
石塚和正君) 21番、室井祐君。 〔21番室井 祐君登壇〕
◆21番(室井祐君) 宮沢、
高橋議員提案による
ごみ処理手数料改正案に私は反対の立場で討論をいたします。 他の市町が導入している袋の指定袋制は住民がごみを出す際の袋の代金であり、矢板市では袋を売っているのではなく、
ごみ処理手数料であります。 矢板市の
ごみ処理手数料はごみの収集運搬や処理処分等に係る経費をもとに計算され、その一部を排出者に負担を求めることとして条例化されたものであります。全く異なる考え方であり、額のみを比較して論ずることはできないと考えております。 さらに、
宮沢議員、
高橋議員が提案している
ごみ処理手数料を20円、15円にすることについては、明快な積算根拠もなく、他が20円だから20円にするという説明では納得できません。 家庭から排出されるごみすべてを指定された袋で出すこととされた自治体と比べると矢板市では燃えるごみ以外は無料で収集されております。提出
議員案説明書の中に述べられている生ごみの堆肥化、トレーや紙類等の徹底した分別をそれぞれの住民が行い、さらにはごみをつくらない、ごみにしないことを心がけ、買い物や料理の仕方などについて住民の工夫と努力によって、ごみの排出抑制は十分できると考える。排出抑制を実行することで市民は
ごみ処理券を使わなくても済むのであります。
委員長報告にあったとおり、ごみの減量化、資源化を進めるためには、本条例の改正を行うよりも、生ごみの堆肥化や再生可能な資源のリサイクルの徹底を図り、
ごみ処理券を使用しなくても済む生活を推進させていく方策がより重要であると私は考えております。 特に、
ごみ処理手数料の歳入は地域の子供育成会等が行う資源回収活動への支援や自家処理を促すための事業、ごみの減量や資源化を推進するための事業経費、ごみの減量や資源化を推進する事業の経費に有効に活用されており、住民に還元されていると言えます。 2001年度版都市データパック全国 693都市の情報による1日1人当たりのごみ排出量の全国自治体比較で矢板市は全国52位、県内12市の中では1位。一番少ないごみ排出量となったことは住民の努力と協力によって、ごみの減量化や資源化が進んだことであり、大きく評価されるもので、矢板市が導入した有料制の成果は十分に出ていると考えます。 また、
宮沢議員が行った市民
アンケート調査の設問内容を読ませてもらった。設問には、1、ごみ収集袋代1枚40円は現状でよいですか。よい。よくない。2、また大田原市のように袋代実費20円にすべきですか。すべきである。しなくてもよい。3、それとも宇都宮市のようにごみ収集袋代を取らずに透明、半透明にするべきですか。するべきである。しなくてもよいの3項目であるが、
アンケート調査自体結論を想定し、その方向に誘導にしようとしている意図が見えている。そのような調査結果を提出議員案の説明の中に加え、正当化すること自体不可解であります。 よって、宮沢、
高橋議員が提案する
ごみ処理手数料の改正案に対し、反対の意見を述べるものであります。 以上であります。
○議長(
石塚和正君) ほかに討論はありませんか。 〔「
討論終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 7番、
今井勝巳議員より
討論終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 本動議を議題といたします。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、討論を終結されたいとの動議は可決されました。 討論を終結いたします。
---------------------------------------
△採決
○議長(
石塚和正君) これより採決いたします。 議員案第1号について採決いたします。 議員案第1号の原案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立少数〕
○議長(
石塚和正君) 起立少数であります。 よって、議員案第1号は否決されました。
---------------------------------------
△陳情の
委員長報告
○議長(
石塚和正君) 次に、日程第3、陳情についてを議題といたします。 陳情については、去る6月12日の本会議において所管の
常任委員会に審査を付託いたしましたが、審査を終了し、その結果報告書が議長のもとに提出されております。
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長より審査の経過及び結果の報告を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君) ご報告申し上げます。 去る6月12日の本会議において、本委員会に付託されました陳情について、審査の経過及び結果のご報告を申し上げます。 陳情の審査に当たりましては、去る6月13日、第1
委員会室において
文教厚生常任委員会を開催し、当局から
担当部課長等の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 陳情第36号 矢板市中 151-31、渡部修氏から提出のありました「安沢小早期移転建設に関する陳情」であります。 審査した結果、願意妥当と認め、採決の結果、
全会一致で採択とすることに決しました。 次に、陳情第41号 矢板市乙畑 952-6、久家良氏から提出のありました「塩谷広域行政組合と地元住民との協定を守ることを矢板市議会から広域行政組合に要望することを求める陳情」であります。 審査した結果、塩谷広域行政組合の動向を見極めながら、なお慎重に審査する必要があるとの判断から、
全会一致で継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第42号 矢板市成田1358-11、山口司郎氏から提出のありました「アジアとの友好関係を深め、新しい人を育てるための教科書採択を求める意見書の可決・提出を求める陳情」であります。 審査した結果、問題となっている教科書の内容や教科書採択制度について議論がなされましたが、なお慎重に検討する必要があるとの判断から、
全会一致で継続審査とすることに決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(
石塚和正君)
文教厚生常任委員長報告は終わりました。 次に、
建設経済常任委員長、
今井勝巳君。 〔
建設経済常任委員長今井勝巳君登壇〕
◆
建設経済常任委員長(
今井勝巳君) ご報告申し上げます。 去る6月12日の本会議において、本委員会に付託されました陳情について、審査の経過及び結果のご報告を申し上げます。 陳情の審査に当たりましては、去る6月13日、
本館会議室において
建設経済常任委員会を開催し、当局から
担当部課長等の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 陳情第37号 後岡行政区長、中郷敬治氏、前岡行政区長、和田琢磨氏、地域住民一同から提出のありました「市道後岡5号線の改良工事早期実現についての陳情」であります。 現地を調査確認の上、審査した結果、陳情箇所は拡幅することにより、学童の安全と地域の利便向上に寄与するものであり、採決の結果、願意妥当と認め、
全会一致、採択することに決しました。 陳情第38号 西乙畑行政区長、簗瀬朝正氏外道路委員5名から提出のありました「市道石関・乙畑2号線の道路整備促進についての陳情」であります。 現地を調査確認の上、審査した結果、一部用地確保の問題等さらに慎重に審査する必要があるとの判断から、採決の結果、
全会一致、継続審査とすることに決しました。 陳情第39号 西乙畑行政区長、簗瀬朝正氏外道路委員5名から提出のありました「市道石関・乙畑2号線からの道路延伸についての陳情」であります。 現地を調査確認の上、審査した結果、予算の問題等さらに慎重に審査する必要があるとの判断から、採決の結果、
全会一致、継続審査とすることに決しました。 陳情第40号 全日本建設交運一般労働組合栃木県本部執行委員長、中沢文雄氏から提出のありました「国に対して「緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続」と「緊急の就労事業」の意見書の提出を求める要請」であります。 審査した結果、失業者、学卒者及び高齢者等の雇用拡大により住民の生活の安定が図られるとの判断から、
全会一致、採択とすることに決しました。 以上であります。
○議長(
石塚和正君) 建設経済
委員長報告は終わりました。
---------------------------------------
△陳情の
委員長報告に対する質疑
○議長(
石塚和正君) ただいまの
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長報告に対し、質疑を行います。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 18番、
高橋吉二郎君。 〔18番
高橋吉二郎君登壇〕
◆18番(
高橋吉二郎君) 陳情第42号について、
文教厚生常任委員長に質疑をいたします。 アジアとの友好関係を深め、新しい人を育てる教育を目指すための教科書採択を求める意見書の可決、提出を求める陳情でございます。 これは、日本の国やあるいは21世紀を迎え、これから日本はどのような方向に、また教育方針はどうなっているのだろうという、そういう今の政府といいますか、今の教育方向が極めて私は憂慮せざるを得ないのであります。私個人も14歳でこのような教育を受け、そして、学校内にも陸軍戦車学校の教官とか、海軍士官とか、そういう方が募集に参っておりました。そういう教育の中で私も生きてまいりましたが、これはまさにこの陳情の内容は現在の方向で日本の将来を憂える陳情だと思います。 そして、毎日のようにマスコミでも、中国や隣接、北朝鮮、台湾、マレーシア、フィリピン、そういう国からもいわば批判されております。そういう事態の中で、私はこの陳情第42号は継続審議ではなくて採択すべきであると思うのであります。したがいまして、私は継続ではなくて採択を主張して質問を終わります。 以上です。
○議長(
石塚和正君) ほかに質疑はありませんか。 10番、斎藤宇一君。 〔10番斎藤宇一君登壇〕
◆10番(斎藤宇一君) 私は
建設経済常任委員長に質疑をいたします。 陳情第38号と陳情第39号の件でございます。 まず、陳情第38号の西乙畑行政区長、簗瀬朝正さんから出ました道路の整備についてでございますけれども、一部の住民の反対があるから継続審査としたというふうなお話でございますけれども、この地域につきましては、地元の大変強い熱意もございますし、また、地元の反対している方に対しての、当局のこれまでの進め方、さらなる努力が必要ではないかと思いますので、こういうものについてどのような審議がなされて、なぜ継続になってしまったか。私は道路問題は過去の経緯もあり、当然採択になるものと期待しておりましたので、継続になった経過についてお伺いをしたいと思います。 また、その次の陳情第39号につきましても、予算のためということでございますが、地域の住民の人の賛成の署名をいただいた後に、区長さんが出したという経過もございますので、予算がないのは当然でございますけれども、議員案として今回は道路予算につきましても、議員案として提案をなされ、予算の計上をしておるところでございます。 特に、地元の方々の生活を考えますと、道路につきましては、ぜひとも採択に向けて努力いただきたいと思います。どこの場所も予算がなくてなかなか進まないのは当然でありますけれども、その予算を何とか捻出させるという形で努力するのも当局の仕事だと思いますので、その辺どのように審査がなされたか、お伺いいたしたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(
石塚和正君) 10番、斎藤宇一君の質疑に対し、答弁を求めます。
建設経済常任委員長、
今井勝巳君。 〔
建設経済常任委員長今井勝巳君登壇〕
◆
建設経済常任委員長(
今井勝巳君) 斎藤議員の質疑に対して、お答えを申し上げます。 まず、陳情第38号の道路整備促進の質疑でございますが、委員会といたしまして、現地に赴きまして、整備状況等も含めて調査をいたしました。 当局の説明では、あすにでも着工したいと、現に下からももう整備が進んできております。それから、喜連川工業団地との新たなバイパスの工事も、今、進捗状況、極めて良好な状況で進んでおります。用地問題で公図上の地権者1名でございますが、その地権者との公図上の図面と地権者の主張が食い違っているようでございまして、これも今当局鋭意努力中であるというような報告を受けております。 この地権者の問題が解決すればすぐにでも着工できるというような状況でございますので、あえてここで当局は進めたい、それから地元も進めたいというような話で進んでおりますので、とりあず、用地交渉に期待をかけるという意味で継続審査にしたということになっております。 それから、次の陳情第39号ですが、この件については、これは延伸というようなことになってますけれども、新設道路というような形が陳情としては適切ではないかというような話もございました。いずれにしても、先ほど申し上げましたとおり、周辺の今道路整備を進めている、また、我々といたしましては現地等見てまいりましたけれども、かなりの距離になっております。 550メートルございますけれども、これらについての用地の、地元の地権者の協力等についても、まだそこまで踏み込んだ形で我々調べておりませんけれども、とりあえず慎重に審査していく必要があるだろうと。 陳情案件そのまま可決する以前として、ここら辺の通行量並びに今後どういうふうになっていくのかというような問題、用地の問題も含めて、必要性を皆さん認識しながらももうちょっと審査しようというふうなことで継続審査としておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
石塚和正君) ほかに質疑はありませんか。 〔「
質疑終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 15番、高瀬和夫議員より
質疑終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 本動議を議題といたします。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、質疑を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑を終結いたします。
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△採決
○議長(
石塚和正君) お諮りいたします。 陳情については、
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第36号、同第37号、同第38号、同第39号、同第40号、同第41号、同第42号は
委員長報告のとおり決しました。
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△
常任委員会の閉会中の
継続審査事件の
委員長報告
○議長(
石塚和正君) 次に、日程第4、
常任委員会の閉会中の
継続審査事件について議題といたします。 去る3月開会の第 246回定例会において、閉会中の継続審査となっておりました陳情第4号、同第25号、同第28号、同第29号、同第30号、同第31号、同第34号、同第35号については、審査を終了し、その結果報告書が議長のもとに提出されております。
文教厚生常任委員長より審査の経過及び結果の報告を求めます。
文教厚生常任委員長、
大貫雄二君。 〔
文教厚生常任委員長大貫雄二君登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(
大貫雄二君) ご報告申し上げます。 第 246回定例会において継続審査となっておりました陳情について、ご報告申し上げます。 陳情第4号 塩谷広域行政の
ごみ処理における
ダイオキシン削減
対策の推進を求める陳情であります。審査した結果、なお慎重に検討する必要があるとの判断から、採決の結果、
全会一致で継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第25号 産業廃棄物中間処理施設建設反対陳情であります。 審査した結果、なお、慎重に検討する必要があるとの判断から、採決の結果、
全会一致で継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第28号 介護保険並びに介護予防・生活支援事業の改善に関する陳情であります。 審査した結果、介護保険制度がスタートして1年余りが経過し、本市においても制度上の諸問題点について改善を進めているところでありますが、陳情項目すべてについて実施することは難しいとの判断から、採決の結果、
全会一致で不採択とすることに決しました。 次に、陳情第29号 公的年金制度の改善に関する陳情であります。 審査した結果、既に国会で年金改正法が審議され、成立をしている現状や年金を受ける側と拠出する側の双方の立場の違いや年金の財源等の厳しい状況を考慮し、採決の結果、
全会一致で不採択とすることに決しました。 次に、陳情第30号 氏家町松島地区に塩谷行政組合の大型RDF化施設を建設することに反対する陳情、陳情第31号 氏家町松島地区に塩谷広域行政組合の大型RDF製造施設を建設することに反対する陳情、陳情第34号 塩谷広域行政組合のRDF化施設及び
ごみ処理施設建設に反対する陳情であります。 一括審査した結果、塩谷広域行政組合の動向を見極めながら、なお慎重に審査する必要があるとの判断から、採決の結果、それぞれ
全会一致で継続審査とすることに決しました。 次に、陳情第35号は大田原市薄葉1793-18、栃木県の教科書をよくする会、大島睦男氏から提出のありました矢板市における小中学校教科書採択制度の改善に関する陳情であります。 審査した結果、なお慎重に検討する必要があるとの判断から、採決の結果、
全会一致で継続審査とすることに決しました。 以上、報告を終わります。
○議長(
石塚和正君)
文教厚生常任委員長報告は終わりました。
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△
常任委員会の閉会中の
継続審査事件の
委員長報告に対する質疑
○議長(
石塚和正君) ただいまの
文教厚生常任委員長報告に対し、質疑を行います。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑はありませんか。 〔「
質疑終結」「賛成」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) 22番、
長谷川勝美議員より
質疑終結の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しております。 本動議を議題といたします。 動議のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、質疑を終結されたいとの動議は可決されました。 質疑を終結いたします。
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△採決
○議長(
石塚和正君) お諮りいたします。 閉会中の継続審査となっておりました陳情第4号、同第25号、同第28号、同第29号、同第30号、同第31号、同第34号、同第35号は
文教厚生常任委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、
文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。
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△
常任委員会の閉会中の
継続審査申し出について
○議長(
石塚和正君) 次に、日程第5、
常任委員会の閉会中の
継続審査申し出について議題といたします。
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長より、会議規則第 104条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長より申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、
文教厚生常任委員長及び
建設経済常任委員長申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。
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△(議員案第2号)及び(議員案第3号)に対する提案理由説明
○議長(
石塚和正君) 次に、日程第6、議員案についてを議題といたします。 本日、21番、
室井祐議員より議員案2件が提出されました。 提案者より提案理由の説明を求めたいと思いますが、説明に先立ち、
事務局長をして議員案第2号及び議員案第3号を朗読いたさせます。
事務局長。 〔
事務局長朗読〕
○議長(
石塚和正君) 次に、提案者より提案理由の説明を求めます。 21番、室井祐君。 〔21番室井 祐君登壇〕
◆21番(室井祐君) 議員案について提案の理由をご説明申し上げます。 議員案第2号 道路整備予算の確保に関する意見書については、地域間の交流を促進する道路、地域の振興を支援する道路、緊急・防災のための道路、通勤・通学など日常生活に密着した道路など、道路は最も基礎的な社会基盤施設であり、市民生活の向上を図るため、道路整備をなお一層促進する必要があります。 ついては、政府及び国会に対し、道路整備の重要性を深く認識し、平成14年度予算編成に当たっては、道路特定財源の堅持、道路整備費の拡大等、強く要望するものであります。 議員案第3号 緊急地域雇用特別交付金事業の改善・継続を求める意見書については、長引く不況やリストラなどによって、完全失業者が 310万人を超える状態が、平成11年以降今日まで長期にわたって続いており、今後銀行などの不良債権処理などによって、失業者がさらに増大することが予測されます。 このような状態が続くと、住民の暮らしはもちろんのこと、地域経済も一層苦しい状況に陥ることになります。 ついては、政府及び国会に対し、緊急地域雇用特別交付金の大幅増額、事業内容の緩和、事業の継続、失業者、高齢者に対する緊急の就労事業の創設等、強く要望するものであります。 以上が本定例会に提出いたしました議員案の概要であります。 何とぞ議員各位のご協賛を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
石塚和正君) 以上で提案理由の説明は終わりました。
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△(議員案第2号)及び(議員案第3号)の委員会付託省略
○議長(
石塚和正君) お諮りいたします。 議員案第2号及び議員案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
石塚和正君) ご異議なしと認めます。 よって、委員会付託を省略することに決しました。
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△(議員案第2号)及び(議員案第3号)に対する質疑、討論